私が出した結論は、
トレンドフォロー
これが一番自分の性格に合っていました。
月次プラスになったとは言え、少額しか稼げていないのですが、
少なくともトレンドフォローで月次プラスになったことは事実です。
(2024年9月実績:+23,738円)
私が特に意識したことは、
”ダウ理論的に”トレンドが形成されたことを確認
このひとつです。
こちらの写真を見てください。
上昇トレンドから下降トレンドへ転換する場面なのですが、
”赤い〇と青い〇のどちらのポイントで下降トレンドに転換したのか”
ここに私は注意を払って1ヵ月トレードをしました。
赤い〇について掘り下げてみます。
→最高値(黒い点線)を形成
→押し目付けの下降
→その後上昇するが最高値ラインを更新できず下降
→押し目付けライン(黒い実線)を下にブレイクしたところ
続いて青い〇についてです。
→最高値(黒い点線)を形成
→この最高値を形成した押し安値(緑の実線)を下へブレイク
→押し安値(緑の実線)付近までリトレイス(戻し)
→直近の安値(赤い実線)を下にブレイクしたところ
それぞれ以上のような特徴があります。
2つの〇の違いが分かりますでしょうか。それは、
押し安値(緑の実線)を下へブレイクしているか、していないか
です。
ここで一旦ダウ理論について確認してみます。
ダウ理論は6つの定義で構成されていますが、その中に、
”発生したトレンドは明確な転換のサインが出るまで継続する”
という定義があります。
この”明確な転換のサイン”がトレーダーによって捉え方が変わってくるんですね。
そもそもトレンドとは、
上昇トレンドは高値と安値が切り上がる形、
下降トレンドは高値と安値が切り下がる形、
のことを指します。これについては、
赤い〇では赤い高→安→高→安、青い〇では青い高→安→高→安、
となっており、トレンドの定義的には問題なさそうです。
したがって2つの〇の状況が同じであるため、私は、
上昇トレンドの安→高→安→高から下降トレンドの高→安→高→安への転換は、
”明確な転換のサイン”の一つではあるが、もっと重要なサインがあると考えています。
それは先ほども書きました、
押し安値(緑の実線)を下へブレイクしているか、していないか
です。理由は、
切り下げラインを上ブレイクによるトレンド継続
の可能性があるからです。
こちらの写真を見て下さい。
高値(黒い点線)を形成
→押し目付けの下降
→その後上昇するが高値ラインを更新できず下降
→押し目付けライン(黒い実線)を下にブレイクしたところ
となっており、先ほどのチャートの赤い〇と同じ条件です。
それじゃあ赤い〇から売りエントリーだ!と思った矢先に反転上昇。
高値を結んだ切り下げライン(赤い実線)を上へブレイクし、
最終的に最高値(黒い点線)ラインも上へブレイクしました。
ちなみに今回の争点になっている押し安値(緑の実線)はかなり下の方にありますね。
したがって押し安値(緑の実線)を下へブレイクしたことを確認しないと、
トレンドが転換したと思ったら転換していなかった、つまり、
ダマシにひっかかりやすくなる
と考えています。
逆に考えると今回のケースは上昇トレンドが継続していると考え、
この切り下げライン(赤い実線)を上へブレイクしたタイミングで買いエントリーを入れたり、
ダウ理論に従うのであれば、最高値(黒い点線)を上へブレイクしたタイミング、
つまり最高値の更新を確認して買いエントリーを狙ってもよいですね。
最後になりますが、私は今回説明したダウ理論で相場を捉え、
順張りのエントリーで月次で利益を出すことができました。
順張りは損切ラインが明確で、利益は伸ばしやすいというメリットがあります。
今後もダウ理論に基づいた実績を公開しますので、
これからもよろしくお願いします。